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平成20年度経済連携促進のための産業高度化推進事業-素形材産業のインドネシアとの連携(進出)の在り方に関するミッション派遣による調査研究報告書

平成21年3月発行
内容
素形材センターでは、平成20年度に経済産業省からの委託を受けて「平成20年度経済連携促進のための産業高度化推進事業-素形材産業のインドネシアとの連携(進出)の在り方に関する調査」を実施致しました。
インドネシアでは、他のASEAN諸国と同様に、これまでにも日系企業の進出等により、電機・電子産業、自動車を含む機械産業等の発展が促進されてきました。インドネシアの自動車生産台数は1昨年に30万台となりましたが、今後も自動車産業を含めた機械産業の更なる成長が見込まれています。こうした中で、昨年8月に署名された日本・インドネシアのEPAでは、インドネシアの自動車部品産業の競争力向上のための共同事業の実施などが盛り込まれており、サポーティングインダストリーである素形材産業をはじめとして、中小企業を中心とした裾野産業の育成・強化が期待されています。
特に、インドネシア政府からは、金型産業をはじめとした素形材産業の育成・強化を通じて、国内での部品調達率を向上させるべく、日系企業のより一層の進出や現地企業への技術支援を求める声が高く、なかでも金型分野は、日系企業の主導で「インドネシア金型工業会」も創設されており、現地の状況を踏まえての支援強化が期待されるところです。
本事業は、EPA締結の効果を最大化すべく、我が国素形材産業の国際展開と相手国との連携強化の在り方に関する調査を実施し、提言として取りまとめました。
一般財団法人素形材センター
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