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研究開発

研究開発

素形材加工技術は、川下産業ニーズの多様化や競合技術の進展に対処し、またIT技術等の進歩、環境・省エネルギー対策の要請に対応するために、高度化・先端化を目指す必要があります。当センターでは、このような観点に立って、素形材産業の技術力の向上及び健全な発展を図るため、産学官の連携を通じて素形材技術等に関する動向調査、研究開発を実施しています。
 
直近で実施している研究開発および調査事業は、以下の通りです。なお、これまでの主な実施事業については、「過去の研究開発事業」や「過去の調査事業」からご覧いただけます。

【研究開発事業】  成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech )

カーボンニュートラルに貢献するトポロジー最適化構造を組込んだ高機能切削工具用ツールホルダの開発

事業期間
2023年度(令和5年度) 3か年計画
補助元
中部経済産業局
実施機関
事業管理機関 :一般財団法人素形材センター
研究等実施機関:ティーケーエンジニアリング株式会社、
                        あいち産業科学技術総合センター、
                        国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学
実施概要
【事業計画】
 加工点に対する最適な冷却構造、軽量かつ十分な剛性等を最適なツールホルダを開発することにより、工作物の高品質化(高加工精度)、低コスト化(高効率加工、不良率低減、工具の長寿命化)、環境性能の向上(切削液の使用量削減、切屑の廃棄量削減等)に繋げる。流体解析による内部流路形状・噴射孔の最適化を行うと共に、トポロジー最適化設計を組み込んだ軽量化設計を行い、革新的切削工具用ツールホルダの開発を行う。

【事業成果】
 成果については、事業終了後に報告したい。

次世代EV用ダブルヘリカルギヤを実現する温間複合鍛造システムの開発

事業期間
2023年度(令和5年度) 3か年計画
補助元
中部経済産業局
実施機関
事業管理機関 :一般財団法人素形材センター
研究等実施機関:株式会社置田鉄工所、株式会社ノトアロイ、
        国立大学法人東海国立大学機構 岐阜大学
実施概要
【事業計画】
 現在、自動車用大形ヘリカルギヤは熱間鍛造した素形材から切削で加工しているが、EV化に伴なうミッションの小型軽量化のため鍛造ダブルヘリカルギヤのニーズがある。本研究ではこれらニーズに対し被加工材と熱処理を従来の肌焼鋼+浸炭処理から炭素鋼+高周波焼入れに変更し母材の鍛流線や結晶組織を有効活用する事で強度向上を検討、歯形鍛造ではダブルヘリカルギヤを切削品と同程度の精度が得られる歯形鍛造技術を開発する。

【事業成果】
 成果については、事業終了後に報告したい。
一般財団法人素形材センター
〒105-0011
東京都港区芝公園3-5-8機械振興会館301号室
TEL.03-3434-3907
FAX.03-3434-3698
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